山 行 報 告
2010/6/20   奥秩父・西沢渓谷    メンバ:関根、大沢、藤岡、根来、田中   記録:根来


田部重治文学碑付近 二俣の吊橋 三重の滝にて 方杖橋を眺める 七ツ釜五段滝



【コースタイム】

みとみ山荘8:25―8:45西沢渓谷駐車場8:50…9:20西沢山荘…9:40三重の滝…10:10母胎渕10:20…10:30方杖橋…10:50折返し点(終点)10:05…11:55山の神…12:10インフォメーションセンタ12:20…12:30駐車場12:40…12:55みとみ山荘




【記 録】

 前夜のザイル祭の痛飲の名残を引きずりつつ、久々に西沢渓谷を訪れる。

 吊橋を渡り少し登ると左手下の河原にオレンジ色のいかにも人が倒れているかのような物体が見える。少し上流から見下ろすとどうやらオレンジ色のシート状の物のようであった。瞬間、もし人であったら何処から下りるか考えたが見間違いと判り一安心。

 大久保の滝を対岸に見た後、少し寄り道をして三重の滝を眺め、記念写真を撮る。金曜から土曜にかけての雨で水量がかなり多くなっている。それでも昨日よりは少し水量が減り、濁りも少なくなっているとのことであった。
 
 フグ岩、人面洞などを左手に見ながら進むがよくぞ名付けたものである。母胎渕のすぐ上で小休止。遊歩道を行者谷へ元気に向う現役を見送る。

 方杖橋は修理のために周りの樹木が伐採されて妙に明るくなっている。ここまで来る途中に大木が流れの中に引っかかっていた理由が判った。少しの急登で七ツ釜五段である。少し濁ってはいるが、やはりきれいな風景である。

 沢沿いの道の終点からは登り道となり、本来ならシャクナゲが咲いているはずであるが、一輪も見当たらない。時期的に遅いはずはないのだが…。折返し点にでると、さきほど見送った沢登り組が支度をしていた。

 小休止をして、なだらかな旧森林軌道跡の道を下る。風化花崗岩の砂礫で石ころがなく、実に歩き良い道である。途中、車道をショートカットして橋を渡るときに左手に古びた吊橋がみえるが、これは旧遊歩道の名残で、まもなくインフォメーションセンターである。

 インフォメーションセンターで小休止とキジ内をして駐車場に向う。約二時間の散歩で昨夜の名残も消えたようである。